2011-11-30 第179回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
そして、ドイツの電力会社が使用済み燃料の再処理をフランスのコジェマやイギリスのBNFLに頼んでいるけれども、当然プルトニウムが戻ってくるから使わざるを得ない、それが高速増殖炉の行き詰まりで使えないという事態を示して、状況としては海外もよくないと発言をしております。
そして、ドイツの電力会社が使用済み燃料の再処理をフランスのコジェマやイギリスのBNFLに頼んでいるけれども、当然プルトニウムが戻ってくるから使わざるを得ない、それが高速増殖炉の行き詰まりで使えないという事態を示して、状況としては海外もよくないと発言をしております。
この当時の英国燃料公社、BNFLと申しますが、この報告書によりますと、このセラフィールドの施設から放出されました放射能が、この蓄積された魚介類を摂取することによりまして、人間が受けます放射線の総量というのは、一九八三年には二・五八ミリシーベルトというふうに評価をされているところでございます。
ガラス固化体の安全性についてなんですが、ガラス固化体としては、今、六ケ所にはコジェマから戻ってきている固化体が一つある、東海は東海でつくった百五十本、今百八十本ですか、を保存している、これからBNFLからも固化体が戻ってくる、あるいは六ケ所で、今おっしゃっているようなところでつくっている、こういうことなんですが、まず、固化体一本一本の仕様としては国際的な基準があるのかどうか、そして、その国際基準に沿
今御指摘のコジェマあるいはBNFLから返還されるガラス固化体、それから、今後六ケ所の日本原燃において製造されるガラス固化体につきましては、それが貯蔵されます廃棄物管理施設あるいは貯蔵施設の安全性につきまして、原子炉等規制法に基づきまして、廃棄物管理の事業許可、あるいは再処理事業の指定、あるいはこれらに係ります設工認、設計及び工事の方法の認可の審査等によりまして、貯蔵される期間を通じてガラス固化体が適切
これ、イギリス、フランスにおいてはコジェマ、BNFLですかがあるわけでありますが、国の資本、株を買っておるわけでありまして、完全な民間のような形では日本だけである。ここにも私は、日本の国としてのやはりこの原子力政策に対する思いの不足というものがあるんではないかと思うんですが、これはどなたに聞いたら……。
あるいは実際に行われているわけでございますが、例えば、英国の例を申し上げますと、現在英国におきましては、再処理事業者でございますBNFLというのが、これが国営で再処理事業をやっているわけでございます。
そして、U3O8で輸入されるんですが、しかし、引き続いてコジェマなどとの間で転換契約を結んで、日本にまずこのまま入らないで、実際の形としては、コミュレックスとかCAMECOとかBNFLとか、そういうところを一遍通って、転換して、六弗化ウランの形で輸入されてくる。
例えば、RTZという会社と転換契約を結びますと、そこがイギリスのBNFLで実際のU3O8をUF6の形に転換して、その後濃縮工場に送る。 つまり、関西電力にしてもあるいは九州電力にしても、九州電力は、エルドラードという会社とRTZ、そして九州電力の三社契約を七七年九月十三日に結んでおりますが、なぜこういうややこしいことをしていくのか。
資料四を先にごらんいただきたいんですが、「ウランの国際契約の流れ」、これは一般的に電力会社とどういうかかわりかということですが、これも、昨日これを見ていただいて、それで右側の上から三つ目の箱のところを、コミュレックスというのを入れて、これにBNFL、これをお聞きしたので入れた以外は、基本的に、まずIQを得てウランの購入契約は成立、先ほどもおっしゃった転換する場合には転換契約がそれぞれ交わされ、さらに
ですから、先般から、エネルギー問題を問題にしたときには、例えば外務省まで、MOX燃料を加工するときに、フランスのコジェマ社、そしてイギリスのBNFL社、カリブ諸国のドミニカ共和国では、日本のプルトニウムを積んだ船が、本当に五十数カ国の国々の人たちが、自分たちの領海を通るのを反対する法案まで出ている、そういう大がかりな中で、日本のプルサーマルというものが影響を及ぼしている。
それから、イギリスのBNFLの検査データに問題があったということで、イギリスとのMOXの契約も今見直しということになってきている。せんだって関西電力は、フランスのコモックス社製のMOX燃料の申請取りやめをやってきたわけです。 そうすると、これは、プルサーマル計画を進めてこようとされたんですが、かなり全体が変わってこようかと思うんです。
また、プルサーマルにつきましても、計画的に始めようというやさきにBNFLの問題が起こりました。ただ、あの問題につきましても、これも御案内のとおり、日英の合意ができて、これから具体的に全体として進んでいくだろうと思っております。そんな状況でございます。
○加納時男君 私もこのBNFLのデータ改ざんというのは非常に遺憾だと思いましたので、いろいろ資料を集めたり情報を集めてみたわけであります。 BNFLでどんなことをやっていたのかというと、ペレットですね、これは燃料、ペレットを研削した後、全数をレーザーで計測しているわけですね。この段階で一応不良というものははじかれているんじゃないかと私は思います。
これはイギリスの核燃料公社BNFLに日本の関西電力が委託しましたウラン・プルトニウム混合酸化燃料、MOX燃料のデータの改ざんであります。 これについて、一体どういうことが問題なのか、その後のわかった状況も踏まえて、これは通産省の方でしょうか、伺いたいと思います。
御指摘のBNFL社におきましては、品質保証用抜き取り検査データに改ざんが行われたということでございます。このBNFL社におきます品質保証体制が健全に機能していないということを示したものと思っております。したがいまして、基本的にこの問題は、技術的安全性の問題というよりは、社会的な信頼性の問題、あるいは品質管理に関します信頼性の問題というふうに考えております。
さらに、昨年、英国BNFL社におけるMOX燃料のデータ改ざんが発覚したことにより、国内電力会社のMOX燃料利用計画が大幅におくれているのが現状であります。 このような状況下、我が国はなぜ核燃料サイクル政策を推進しようとするのか。今後のプルトニウム需給の見通し、核不拡散の観点もあわせて、科学技術庁長官より答弁を求めます。 次に、地層処分についてお尋ねをいたします。
最後になりますが、イギリスの核燃料会社BNFL、これがデータ捏造をやって、大混乱を日本の中に巻き起こした。特に福井県なんかは非常に大きな影響を受けたわけですね。
○河野政府参考人 御指摘の点につきましては、まず、昨年の十二月にこの問題が、装荷直前というような状況で、さらに十二月十六日にBNFL社から高浜四号に運ばれたものについても捏造の問題があったという通告を受け、御指摘のように、装荷を中止し、今日に至っているわけでございます。
「もんじゅ」の事故、イギリスのBNFL社のMOXデータ問題等によりまして、高速増殖炉に係ります研究開発や、我が国におきます一連のプルサーマル計画の初期の計画が影響を受けていることはまことに残念でございますけれども、これらにつきまして適切な対策を講じ、核燃料サイクルの着実な展開を図ってまいりたいと考えてございます。
BNFL社のMOXデータの問題など、いろいろと一連の事故、さらには高速増殖炉にかかわります研究開発、いろんな問題がございますところまことに申しわけないと思っておりますが、今後適切な対策を講じ、国民の理解と協力を得つつ核燃料サイクルの着実な展開が図られるよう努力していきたいと、こう考えている次第でございます。
まずこれについて、後で詳しい論議はいたしますが、ごく簡単に言えば、イギリスの核燃料会社におきまして、BNFLと言われておりますが、ここで製作したMOX燃料が装荷前になってデータ捏造によって全く信頼を失って、全面的に今ストップしているという状況にあります。この一連の経過について要点をまず伺って、それから質疑をいたしたいと思います。
なお、高浜四号機用の輸入燃料体検査の合否の最終判断を行う過程において、慎重を期すという観点から、十二月十二日に職員を改めてイギリスの原子力施設検査局、NIIに派遣するとともに、関西電力に対しても、再度BNFL社に対して確認を行うよう指示していたところであります。 そのところ、十二月十六日になりまして、新たな不正が判明いたしました。
その後、昨年の十二月の十六日になりまして、BNFL社から関西電力に対して、不正のロットが高浜四号機用についてあったという報告がございました。これを受けまして、関西電力は、高浜四号機用MOX燃料の輸入燃料体検査申請が出ていたものを取り下げるに至ったわけでございます。このときに通産省から関西電力に対して、事実をよく究明するように指示をしております。
これは、最終的にはBNFL社はスキャンダルになって、社長は辞任をしました。日本にも報告書を持参し、持ってきておりますが、MOX燃料にねじの混入がある、あるいは最近の新聞でも、三月八日付でありますが、検査基準そのものを下げている、BNFL社が。
○政府参考人(河野博文君) 繰り返しになって恐縮でございますけれども、十二月十二日に再度慎重を期しまして私どもはNIIに職員を派遣いたしまして、NIIの分析についても情報交換をし、また同時に、これも再度でございますが、関西電力に対してBNFL社に最終的な確認を行うように指示をいたしました。そういう意味で慎重を期したつもりでございます。
ただ、このBNFL社の今日までの歩み、特に最近になって明白になってきたのでありますが、まことに許されざる状況であるというふうに判断をしておりまして、その点については関西電力に対しましても直ちに私はこれらについての対応の結論を出すように、BNFL社と今後のありようについては厳格にあるように、そのような指示をしているところであります。
○河野政府参考人 お尋ねのBNFLの関係のMOX燃料のデータ改ざん問題でございます。これは、BNFL社の内部調査の結果、昨年たしか九月だったと思いますけれども、データの改ざんありという連絡を受けたということでございまして、私どもが発見したということではございません。
○河野政府参考人 BNFL社の件に関して申し上げさせていただきますが、確かにBNFL社という英国の燃料公社の内部調査によりまして、データの改ざんがその会社みずからの通報によって私どもにもたらされた、それはそのとおりでございます。 その後、関西電力に指示をいたしまして調査をいたしました。
BNFL、イギリス核燃料会社のMOX燃料検査データの捏造問題について、当初、関電の数度の調査で問題ないとしてきた燃料にもデータ捏造があったということが最近明らかになったわけですね。特に、燃料被覆管の中に、MOXペレットのほかに金属製のねじと複数個のコンクリートの破片まで混入しておった。 何をか言わんやということですが、イギリスの原子力施設検査局、NIIの調査報告では、四年前から不正が続いていた。
それだけに、使用する燃料の検査からして違いがあるわけですが、BNFLのMOX燃料について、燃料ウランとプルトニウムの混合の度合いが均質であるかどうかの検査とか、耐スウェリング検査などについて、通産省としてはどんな検査仕様を示して、どんな検査をしてこられたのか。これは参考人の方から聞いておきます。
先生御指摘のBNFLのMDF工場におきましては、同社がアルファオートラジオグラフィーにより、バッチの最初のロットで一件及び十四ロットごとに一件の頻度で実施しております。関西電力は、BNFLの工場において、検査結果を記録確認しております。
○国務大臣(深谷隆司君) BNFL社におけるMOX燃料に係る測定データの疑義につきましては、十一月一日に関西電力から調査結果の報告を受けて、通産省から原子力安全委員会にも報告をいたしております。 また、国内では市民グループのグリーン・アクション及び美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会から質問が当省に対して送付されて、十日に担当官が面会して御説明をいたしたと認識しています。
○国務大臣(深谷隆司君) 本件につきましては、このような検査データに問題があると発見された後に、速やかに関西電力に対して徹底調査を指示するとともに、当省の職員二名をイギリスに派遣いたしまして、そしてBNFL社に対する現地調査を行ったのであります。
○政府参考人(藤冨正晴君) ちょっと委員に御説明させていただきたいと思いますが、当初、この九月十四日に問題がありましたのは、私どもの理解では、BNFLの中でペレットをつくっております。それを、品質管理をチェックする部門がございまして、そのチェックする部門がみずからのやったものをチェックしていたら、どうも抜き取り検査の中で同じデータが来る、おかしいんじゃないかなということが最初わかったわけです。